治安体制の現代史と小林多喜二の高価買取価格

JAN 9784780719512
メーカー名 本の泉社
型番 9784780719512
買取上限価格 770円

9784780719512 本の泉社 治安体制の現代史と小林多喜二の高価買取価格

本書は、特高警察や治安維持法研究の第一人者である荻野富士夫氏が、プロレタリア文学を代表する作家・小林多喜二を軸に、日本の治安体制の変遷を鋭く考察した一冊です。
小林多喜二は、不朽の名作『蟹工船』などで知られる一方、過酷な拷問によって命を落とした治安維持法の象徴的な犠牲者でもあります。本書では、多喜二が直面した弾圧の実態を歴史的資料から紐解き、当時の国家権力がどのように国民を監視し、思想を統制していったのかを詳細に描き出しています。
単なる過去の記録にとどまらず、現代の共謀罪や治安体制の再編といった今日的な課題とも接続されており、歴史から学ぶべき教訓を提示しています。特高警察の構造や多喜二の文学的背景に迫る内容は、歴史研究者や文学ファンだけでなく、現代社会における自由と権利を考えるすべての人にとって、深い示唆を与える一冊と言えるでしょう。
丹念な調査に基づいた客観的な視点と、多喜二の生き様を通した熱い論理が交錯する、治安体制史研究の到達点とも呼べる貴重な文献です。